ドイツ協会が「幻」のゴール調査へ、ホッフェンハイムは再試合求める
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【10月20日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部の1899ホッフェンハイム (1899 Hoffenheim)は、「幻」のゴールが原因で1-2と敗れたバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)戦について再試合を求め、ドイツサッカー連盟(German Football Federation、DFB)は調査に入る準備を進めている。
レバークーゼンは後半25分にステファン・キースリング(Stefan Kiessling)が決勝点を決めて勝利し、一時的にリーグ首位に浮上したが、その得点の決まり方はおかしな形だった。
ビデオ映像では、キースリングのヘディングシュートがサイドネットの小さな穴をすり抜け、ゴールの内側に入るところが映し出されおり、ゴールの直後にはキースリング自身も、得点機を逃したことをはっきりと感じ取り、頭を抱えて悔しさを露わにしているように見えた。
しかし、ボールがゴールネットに収まっていたことからキースリングはすぐにチームメートに祝福され、国際サッカー連盟(FIFA)公認の審判であるフェリックス・ブリッヒ(Felix Brych)主審も得点を認めた。
DFBは20日にスポーツ裁判を開き、得点について審議を行う。ホッフェンハイムは異議申し立てを行うとみられ、一方のブライヒ主審は報告書をまとめて提出する。(c)AFP/Ryland JAMES