【10月17日 AFP】(一部更新)米下院は16日夜(日本時間17日午前)、連邦政府の債務上限を引き上げ2週間にわたって一部閉鎖している米政府機関を再開するための法案を、超党派の賛成多数で可決した。

 法案はこれに先立って上院も通過しており、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領が署名すれば成立することになる。

 下院が法案を可決したのは、米財務省が米国債のデフォルト(債務不履行)を回避する期限とした17日まであと2時間という瀬戸際だった。法案には来年2月7日まで財務省に追加借り入れを認めることや、同1月15日までの暫定予算を成立させて一時帰休中の政府職員を復職させることなどが盛り込まれている。(c)AFP