【10月13日 AFP】11日に急死したフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の元テストドライバー、マリア・デ・ビロタ(Maria de Villota)さんの死因が、2012年の事故で負った大けがと関係していることをデ・ビロタさんの遺族が明らかにした。

 デ・ビロタさんは昨年7月3日、英ケンブリッジシャー(Cambridgeshire)のダックスフォード飛行場(Duxford Aerodrome)で行われたマルシャ(Marussia F1 Team)のテスト走行中にクラッシュし、頭部と顔面に重傷を負った他、右眼球を失った。

「法医学者の説明によると、マリアは睡眠中の午前6時ごろ、昨年7月3日に負った神経系の損傷のため亡くなりました」とデ・ビロタさんの姉妹、イザベル(Isabel de Villota)さんは記者に語った。

「マリアはこの世を去りましたが、私たちに喜びと希望について教えてくれました。それを支えに私たちは今、前に進もうとしています」

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