【10月1日 AFP】欧州南天天文台(European Southern ObservatoryESO)は23日、星形成領域であるNGC 6334の画像を公開した。この画像には、APEX望遠鏡に新しく搭載された、ArTeMiSと呼ばれるカメラの初仕事として撮影された写真も含まれている。

 このイメージ画像上ではまず、波長0.35ミリで捉えられた、星間微粒子の厚い雲からやって来る白く輝く光を目にすることができる。また、ArTeMiSの観測によって撮影されたのはオレンジ色に輝く光で、パラナル観測所(Paranal Observatory)にある望遠鏡「VISTA」が近赤外線を使って撮影した、同じNGC 6334の画像の上に重ね合わせて映し出されている。(c)AFP