「ブリジット・ジョーンズの日記」、最新作はシングルマザーの恋
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【9月30日 AFP】世界で最も有名な架空の独身者、ブリジット・ジョーンズが、新作小説では2人の子どもを育てるシングルマザーになったことが、29日に公開された抜粋で明らかになった。
人気シリーズ「ブリジット・ジョーンズの日記(Bridget Jones's Diary)」の新作は15年ぶりとなる。ブリジットは弁護士のマーク・ダーシーと結婚し、2人の間には2人の子どもが生まれた──しかし、著者のヘレン・フィールディング(Helen Fielding)氏は、新作でマーク・ダーシーを死なせ、ヒロインを再び独身者にした。
シリーズ最新作のタイトルは「Mad About The Boy(その男の子に夢中)」。英日曜紙サンデー・タイムズ(Sunday Times)に抄録が掲載された。
「ブリジット・ジョーンズの日記」は英国紙の連載コラムとして始まった人気シリーズで、第1作と第2作はともに1500万部売れ、ブリジット・ジョーンズ役にレニー・ゼルウィガー(Renee Zellweger)、マーク・ダーシー役にコリン・ファース(Colin Firth)でハリウッドで映画化された。
最新作はダーシーの死去から5年、51歳になったブリジットが、30歳の若いボーイフレンド、ロクスターとツイッター(Twitter)で出会うというあらすじ。
抜粋されたワンシーンは、ブリジットが新しい恋人をパーティーに同伴させるかどうか悩む場面だった。
「…重大なのは、60歳の誕生会で年寄りたちに囲まれることで、もしかしたらロクスターに距離を置かれるかもしれないということ。それと、私の年齢について完璧に不必要な考えを持つかもしれない。もちろん私はタリサよりもずっと若いのだけど。それに率直に言って、私は自分の年齢を認識するのを拒否してる」と、ブリジットは日記につづっている。(c)AFP