パキスタン沖の「地震島」捉えた衛星写真
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【9月30日 AFP】パキスタン南西部で24日に発生したマグニチュード(M)7.7の大地震により同国沖に出現した「地震島」を捉えた人工衛星プレアデス(Pleiades)撮影の写真が公開された。
専門家らは、泥と岩からなるこの島は「いずれ消滅する可能性が高い」と指摘している。また、島からはメタンガスが噴き出しているのが確認された。パキスタン国立海洋研究所(National Institute of Oceanography)によると島は標高18~21メートルで、幅は90メートルほど。沿岸からおよそ200メートル離れた場所に現れた。
パキスタン南西部バルチスタン(Baluchistan)州アワラン(Awaran)地区付近で発生した今回の大地震では、少なくとも359人が死亡、被害は数十万人に及んでいる。(c)AFP