【9月26日 AFP】農家の人たちが眠っている間に熟したイチゴを収穫してくれるロボットが25日、都内で開催された自動認識総合展(AutoID and Communication Expo)で公開された。開発者によると、農家の作業量は3分の2に軽減されるという。

 機械メーカーのシブヤ精機(Shibuya Seiki)と食料や農業、農村に関連した研究活動を行う農研機構(National Agriculture and Food Research Organisation)が出展した全長2メートルのロボットは、畝の間に敷いたレール上を移動しながら作業し、8秒に1個のイチゴを摘み取ることができる。

 また、収穫に適しているイチゴを選ぶためのカメラが3台装備されており、イチゴの状態を確認した上でアームを出して摘み、かごに入れていく。(c)AFP