アマゾンの森林破壊、8年で84%減少 ブラジル
このニュースをシェア
【6月6日 AFP】ブラジル政府は5日、世界最大の熱帯雨林アマゾン(Amazon)の年間森林消失面積が8年前に比べ約84%減少し、国際社会に約束していた削減目標に近づきつつあると発表した。
イザベラ・テイシェイラ(Izabella Teixeira)環境相によると、アマゾンで2011年8月~12年7月の1年間に失われた森林の面積は4571平方キロメートルで、前年より27%減少した。ブラジル政府がアマゾン森林破壊の監視を始めて以来最も低い数値で、4年連続での減少となった。
2009年にデンマークのコペンハーゲン(Copenhagen)で行われた国連(UN)の気候変動枠組条約第15回締約国会議(COP15)で合意した目標の76%に達したとの見方を、テイシェイラ環境相は示した。ブラジルは2020年までにアマゾン熱帯雨林の消失面積の上限を3900平方キロメートルにとどめることを目標としていた。
暫定数値ではあるが政府の公式統計によると、2012年8月~13年4月にかけて失われたアマゾンの森林面積は1900平方キロメートルだった。
アマゾンでの森林破壊の主な要因は火災、農地の拡大や牧場開発、不法な森林伐採や鉱物採掘など。(c)AFP
イザベラ・テイシェイラ(Izabella Teixeira)環境相によると、アマゾンで2011年8月~12年7月の1年間に失われた森林の面積は4571平方キロメートルで、前年より27%減少した。ブラジル政府がアマゾン森林破壊の監視を始めて以来最も低い数値で、4年連続での減少となった。
2009年にデンマークのコペンハーゲン(Copenhagen)で行われた国連(UN)の気候変動枠組条約第15回締約国会議(COP15)で合意した目標の76%に達したとの見方を、テイシェイラ環境相は示した。ブラジルは2020年までにアマゾン熱帯雨林の消失面積の上限を3900平方キロメートルにとどめることを目標としていた。
暫定数値ではあるが政府の公式統計によると、2012年8月~13年4月にかけて失われたアマゾンの森林面積は1900平方キロメートルだった。
アマゾンでの森林破壊の主な要因は火災、農地の拡大や牧場開発、不法な森林伐採や鉱物採掘など。(c)AFP