【6月3日 AFP】サッカー国際親善試合は2日、各地で行われ、米国は4-3でドイツに勝利した。

 主将のクリント・デンプシー(Clint Dempsey)が2得点を挙げた米国は、後半のドイツの反撃を抑え、米国サッカー連盟(U.S. Soccer FederationUSSF)の100周年記念試合で勝利を手にした

 前半にジョジー・アルティドール(Jozy Altidore)の得点とGKマルクアンドレ・テル・シュテーゲン(Marc-Andre ter Stegen)のミスによるオウンゴールで2-0とされ迎えた後半6分、ドイツはハイコ・ヴェステルマン(Heiko Westermann)がCKのボールに頭で合わせて1点差に詰め寄った。

 しかし、米国はデンプシーが同15分にアルティドールのクロスから強烈なシュートを決め3点目を挙げると、その4分後にはペナルティーエリア手前から左足でミドルシュートを蹴り込んで4-1とした。

 主力選手の大半を欠くドイツは、その後マックス・クルーゼ( Max Kruse)とユリアン・ドラクスラー(Julian Draxler)が得点したものの同点弾を挙げることができず、米国戦では1999年以来となる敗戦を喫した。

 イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)でプレーするデンプシーは、代表戦96試合目で通算得点数を35に伸ばし、同国代表歴代得点ランクの単独2位に浮上した。歴代1位は49得点のランドン・ドノバン(Landon Donovan)となっている。(c)AFP