マンU監督激怒、「ファン・ペルシーは殺されていたかも」
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【12月24日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)監督が23日、同日行われたリーグ戦第18節のスウォンジー・シティ(Swansea City)戦で、ロビン・ファン・ペルシー(Robin Van Persie)がアシュリー・ウィリアムズ(Ashley Williams)に危うく殺されるところだったと怒りをあらわにした。
リバティー・スタジアム(Liberty Stadium)で行われた試合の後半30分、ウィリアムズはピッチにうつ伏せになったファン・ペルシーの後頭部にボールを蹴り当てた。ファン・ペルシーはこれに激高したが、主審は両選手に対しイエローカードを出した。
ファーガソン監督は「ロビン・ファン・ペルシーが生きていたのは幸運だった。殺されていたかもしれない。みっともない行いだ。イングランドサッカー協会(Football Association、FA)はウィリアムズを長期間出場停止にすべきだ。ロビンは首の骨を折っていたかもしれない。私は長い間ピッチでサッカーを見てきたが、今まで見た中で最も危険なプレーの一つだ。完全に意図的なもので、それが主審の目の前で行われた」とコメントした。
ウィリアムズは英スカイ・スポーツ(Sky Sports)の取材に対し、「いらいらしながらボールをクリアしようと思っただけだ。それが不幸にも頭に当たり、彼の怒りを買ってしまった」と偶発的なものだったと主張している。
試合は1-1の引き分けに終わっている。(c)AFP