NASAの宇宙ドリンクに若返り効果、肌の自己修復力アップ
このニュースをシェア
【6月3日 Relaxnews】米航空宇宙局(NASA)が開発した「宇宙ドリンク」に肌の若返り効果があるという報告を今週、各メディアが報じた。果たしてSFのような夢物語なのか、それとも本当に「若返りの泉」なのか。
このドリンクは「AS10」として知られ、本来は宇宙空間で任務中の飛行士を放射線によるダメージから守るためにNASAが開発したものだが、このたび行われた実験で、地球上で受けた紫外線によって老化した肌を若返らせる効果があることが判明したという。
ユタ大学(University of Utah)の研究チームが行った実験では、被験者180人にAS10を4か月にわたり1日2杯ずつ飲んでもらったところ、紫外線による顔のしみは30%、さらにしわについても17%の減少がみられた。米ニューヨーク(New York)市の日刊紙デーリー・ニューズ(Daily News)によれば、被験者の肌のデジタル解析で効果は確認された。
AS10にはクプアスやアサイ、アセロラ、ウチワサボテンの実、ヤマモモといったフルーツに加え、緑茶やザクロジュースが含まれており、抗酸化作用が高いという。ただし、25オンス(約740ミリリットル)入りボトル1本当たり約50ドル(約3900円)と少々値が張るのが難点。1日に2オンス強(約60ミリリットル)を服用した今回の実験では、4か月間で計470ドル弱(約3万6000円)がかかった。
実験に携わったアーロン・バースン(Aaron Barson)博士はデイリー・ニューズに対し、「肌は体の中で最初に紫外線にさらされる部位で、酸化ストレスに弱いことが分かっている。AS10を飲むことにより、酸化ストレスの影響を受けた肌の素早い自己修復が可能になる」と述べた。
今夏にはさらなる実験が予定されており、肌が若返った状態がどれだけ長く持続するのか、またAS10をそのまま飲み続けた場合、さらに若返りが進むのか、それとも一定の状態で止まるのかどうかなどについて調べる。
前年、米専門誌「Radiation Research(放射線研究)」に掲載された、AS10に含まれる活性化合物に関するマウス実験では、高レベルの放射線にさらされたマウスにAS10を与えたところ、250日後の生存率が80%に達し、AS10を与えられていないマウスの同30%を大きく上回った。(c)Relaxnews/AFPBB News
このドリンクは「AS10」として知られ、本来は宇宙空間で任務中の飛行士を放射線によるダメージから守るためにNASAが開発したものだが、このたび行われた実験で、地球上で受けた紫外線によって老化した肌を若返らせる効果があることが判明したという。
ユタ大学(University of Utah)の研究チームが行った実験では、被験者180人にAS10を4か月にわたり1日2杯ずつ飲んでもらったところ、紫外線による顔のしみは30%、さらにしわについても17%の減少がみられた。米ニューヨーク(New York)市の日刊紙デーリー・ニューズ(Daily News)によれば、被験者の肌のデジタル解析で効果は確認された。
AS10にはクプアスやアサイ、アセロラ、ウチワサボテンの実、ヤマモモといったフルーツに加え、緑茶やザクロジュースが含まれており、抗酸化作用が高いという。ただし、25オンス(約740ミリリットル)入りボトル1本当たり約50ドル(約3900円)と少々値が張るのが難点。1日に2オンス強(約60ミリリットル)を服用した今回の実験では、4か月間で計470ドル弱(約3万6000円)がかかった。
実験に携わったアーロン・バースン(Aaron Barson)博士はデイリー・ニューズに対し、「肌は体の中で最初に紫外線にさらされる部位で、酸化ストレスに弱いことが分かっている。AS10を飲むことにより、酸化ストレスの影響を受けた肌の素早い自己修復が可能になる」と述べた。
今夏にはさらなる実験が予定されており、肌が若返った状態がどれだけ長く持続するのか、またAS10をそのまま飲み続けた場合、さらに若返りが進むのか、それとも一定の状態で止まるのかどうかなどについて調べる。
前年、米専門誌「Radiation Research(放射線研究)」に掲載された、AS10に含まれる活性化合物に関するマウス実験では、高レベルの放射線にさらされたマウスにAS10を与えたところ、250日後の生存率が80%に達し、AS10を与えられていないマウスの同30%を大きく上回った。(c)Relaxnews/AFPBB News