【4月7日 Relaxnews】着せ替え人形のバービー(Barbie)が前回2008年に続き、今年の米大統領選にも「出馬」するという。今回はミシェル・オバマ(Michelle Obama)米大統領夫人お気に入りのニューヨークのデザイナー、クリス・ベンツ(Chris Benz)氏デザインのピンクのスーツで「選挙運動」を行う。

 バービーを販売する米玩具メーカー、マテル(Mattel)によるとこの大統領選バージョン「バービー、アイ・キャン・ビー…プレジデント(私は大統領になれる)」は、女性のリーダーシップ育成に取り組む米NPOホワイトハウス・プロジェクト(White House Project)の協力を得て「少女たちの心にリーダーシップの種をまくこと」を目指して共同開発した。

 カラーからフロントに星条旗の3色のフリルをあしらった鮮やかなピンク色のスーツとウェッジシューズはクリス・ベンツ氏のデザイン。同氏のフォーマルウェアは、ミシェル・オバマ大統領夫人が祝賀会などに出席する際に好んで着ている。マテルのプレスリリースでベンツ氏は「こんなにも象徴的なカスタマーのために、米ファッション・デザインの遊び心あふれる世界へ足を踏み入れることができ、大変興奮している。パワフルなシルエットとデザインでプロフェッショナリズムを伝えるという点が重要だった」と述べている。

 マテルでは1992年に初めて「大統領選出馬バービー」を発表。2000年以降は毎回リリースしている。今回は人種ごとに白人、アフリカ系、ヒスパニック系、アジア系のバージョンがあり、夏に発売開始される。(c)Relaxnews/AFPBB News