エアバスA380型機の翼の亀裂、点検・修理に約103億円 独誌報道
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【2月13日 AFP】13日に発売される独ニュース週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)は、欧州航空機大手エアバス(Airbus)の超大型旅客機「A380」の翼に細かい亀裂が見つかった問題で、エアバスは1機あたり約100万ユーロ(約1億300万円)、総額で1億ユーロ(約103億円)近くの費用負担が必要になると報じた。
エアバスは前月、A380の翼に細かい亀裂が見つかったと発表し、欧州航空安全局(European Aviation Safety Agency、EASA)が点検・修理を命じていた。エアバスは、このような亀裂が見つかったことは異常なことではなく、現在就航している67機のうち問題が懸念されるものは少数にすぎないと発表している。
世界最大の旅客機A380は、欧州航空防衛大手EADS(European Aeronautic Defence and Space Company)傘下のエアバスにとって、ライバル米ボーイング(Boeing)と民間航空機市場で首位争いをするうえで鍵になる機体だ。エアバスは現在、A380を月2.7機のペースで生産しているが、2013年初頭までに月産3.5機に引き上げる計画を立てている。(c)AFP
エアバスは前月、A380の翼に細かい亀裂が見つかったと発表し、欧州航空安全局(European Aviation Safety Agency、EASA)が点検・修理を命じていた。エアバスは、このような亀裂が見つかったことは異常なことではなく、現在就航している67機のうち問題が懸念されるものは少数にすぎないと発表している。
世界最大の旅客機A380は、欧州航空防衛大手EADS(European Aeronautic Defence and Space Company)傘下のエアバスにとって、ライバル米ボーイング(Boeing)と民間航空機市場で首位争いをするうえで鍵になる機体だ。エアバスは現在、A380を月2.7機のペースで生産しているが、2013年初頭までに月産3.5機に引き上げる計画を立てている。(c)AFP