【9月2日 AFP】ドイツ中部アシャッフェンブルク(Aschaffenburg)で1日、定年退職した男性が道行く人に1ユーロ硬貨を配り、風変わりな方法で第2の人生の初日を祝った。

 男性はスーツ姿に、「わたしは失業者でもホームレスでもありません。順調な人生を送る既婚者です。だからこそ、みなさんに1ユーロを差し上げたいのです」と書いたプラカードを首から吊り下げ、次々と通行人に1ユーロ硬貨を手渡した。

 この男性を詐欺師と勘違いした通行人が警察に通報したため、男性は職務質問される羽目になったが、路上での金銭配布は犯罪行為には当たらないとして、おとがめはなかったという。(c)AFP