教会で同性愛ポルノを上映、「反同性愛」訴え ウガンダ
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【2月19日 AFP】同性愛行為が違法とされているウガンダで、キリスト教牧師が17日、教会の中で同性愛のポルノ映像の上映会を行い、反同性愛法のさらなる強化を訴えた。
「同性愛について、寝室の中でのことは個人的な問題だなどという議論がある。だが、実際に何が行われてるのかあなた方は知っているか?」
首都カンパラ(Kampala)にある福音派教会のマーチン・セセンパ(Martin Ssempa)牧師は、300人が集まった満員の教会でこう訴え、同性愛者のスカトロ描写の写真などをスライドで見せた。「オバマ(米大統領)がアフリカにもたらそうとしているのは、これなのか?」
ウガンダの反同性愛法をめぐっては、前年に同国国会に提出された厳罰化法案を米国が強く批判している。
セセンパ牧師は当初、カンパラで大規模な抗議デモを行う計画だったが、警察当局の命令で中止となったため、上映会を企画したという。
ウガンダの刑法は同性愛行為について「自然の摂理に反した交わり」と定めており、違反した場合、終身刑になる可能性もある。厳罰化法案にはさらに、公共の場で同性愛について論議することや、同性愛者に住居を貸すことを違法とするなどの内容が盛り込まれている。(c)AFP
「同性愛について、寝室の中でのことは個人的な問題だなどという議論がある。だが、実際に何が行われてるのかあなた方は知っているか?」
首都カンパラ(Kampala)にある福音派教会のマーチン・セセンパ(Martin Ssempa)牧師は、300人が集まった満員の教会でこう訴え、同性愛者のスカトロ描写の写真などをスライドで見せた。「オバマ(米大統領)がアフリカにもたらそうとしているのは、これなのか?」
ウガンダの反同性愛法をめぐっては、前年に同国国会に提出された厳罰化法案を米国が強く批判している。
セセンパ牧師は当初、カンパラで大規模な抗議デモを行う計画だったが、警察当局の命令で中止となったため、上映会を企画したという。
ウガンダの刑法は同性愛行為について「自然の摂理に反した交わり」と定めており、違反した場合、終身刑になる可能性もある。厳罰化法案にはさらに、公共の場で同性愛について論議することや、同性愛者に住居を貸すことを違法とするなどの内容が盛り込まれている。(c)AFP