盗難被害のアウシュビッツ収容所看板、ポーランド警察が発見・回収
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【12月21日 AFP】(写真追加)ポーランドにナチス・ドイツ(Nazis)が設置したアウシュビッツ・ビルケナウ(Auschwitz-Birkenau)強制収容所の跡地から入り口に掲げられた看板が盗まれた事件で、ポーランド南部クラクフ(Krakow)の警察は21日未明、同国北部で看板を発見・回収し、容疑者の身柄を拘束したと発表した。容疑者は年齢が20歳から39歳までの男5人だという。見つかった看板は切断されていたという。
「働けば自由になる(Arbeit macht Frei)」との標語が書かれた金属製の看板は、現在は博物館となっている収容所跡で保存されてきた。だが18日未明、何者かによって持ち去られているのが発見され、ポーランド警察は国境での検問を強化し、犯人の行方を追っていた。
ナチスの残虐行為を象徴する看板の盗難は、各国首脳やユダヤ人団体、ユダヤ人大虐殺(ホロコースト)の生存者からも、大きな非難を呼び、ポーランド政府は国際刑事警察機構(インターポール、Interpol)や欧州警察機関(ユーロポール、Europol)など、国際捜査機関に支援を要請していた。(c)AFP
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「働けば自由になる(Arbeit macht Frei)」との標語が書かれた金属製の看板は、現在は博物館となっている収容所跡で保存されてきた。だが18日未明、何者かによって持ち去られているのが発見され、ポーランド警察は国境での検問を強化し、犯人の行方を追っていた。
ナチスの残虐行為を象徴する看板の盗難は、各国首脳やユダヤ人団体、ユダヤ人大虐殺(ホロコースト)の生存者からも、大きな非難を呼び、ポーランド政府は国際刑事警察機構(インターポール、Interpol)や欧州警察機関(ユーロポール、Europol)など、国際捜査機関に支援を要請していた。(c)AFP
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