ヤンキースが9年ぶりの頂点 松井秀は6打点でMVPに、MLBワールドシリーズ
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【11月5日 AFP】(写真追加、記事更新、一部訂正)09MLBワールドシリーズ(7回戦制)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)対フィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)第6戦。試合はヤンキースが7-3で勝利し、2000年以来となる9年ぶり27度目のワールドシリーズ制覇を果たした。
ヤンキースは前回王者のフィリーズを4勝2敗で下し、ワールドシリーズの最多優勝記録を自ら塗り替えた。
5番・指名打者で先発出場したヤンキースの松井秀喜(Hideki Matsui)は、2回に先制2点本塁打を放つと、3回には2点適時打、5回には2点適時二塁打を放ち、1960年のボビー・リチャードソン(Bobby Richardson)に並ぶワールドシリーズ1試合最多タイの6打点を記録した。
今シリーズで打率.615を記録した松井は、アジア人選手として初のワールドシリーズMVPに輝いている。
シーズン終了後に契約が切れる松井は、ヤンキースのユニフォームを着て最後の試合となる可能性が高い一戦で大活躍し、2003年の入団時に夢見ていたワールドシリーズ制覇を成し遂げた。
第3戦で勝利投手となったヤンキースの先発アンディ・ペティット(Andy Pettitte)は、5回2/3を4安打3失点に抑えて今シリーズ2勝目を挙げ、自身の記録を更新するプレーオフ通算18勝目を挙げた。