古代種のウマの化石発見、パナマ運河の拡張工事で
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【6月12日 AFP】中米・パナマ運河(Panama Canal)近郊で、運河の拡張工事に伴うダイナマイト爆発処理で露出した地面から、奇蹄目の古代種のウマ(Anchitherium Clarencei)の歯の化石が発見された。米スミソニアン熱帯研究所(Smithsonian Tropical Research Institute)、米フロリダ大(University of Florida)、パナマ運河管理局(Panama Canal Authority)の合同調査チームが、爆破処理後に同地を訪れ、化石を確認し収集した。スミソニアン熱帯研究所のカルロス・ハラミロ(Carlos Jaramillo)氏は、「拡張工事のおかげで、地質学者や古生物学者の夢がかなった」と喜びを語った。(c)AFP