【5月20日 AFP】ボブ・ディラン(Bob Dylan)が10代のころに、飼い犬の死について書いた詩が、6月にオークションに出品される。

「リトル・バディ(Little Buddy、小さな相棒)」と題された2ページにわたるこの詩は、1950年代中ごろ、ディランが米ウィスコンシン(Wisconsin)州Herzl Campでキャンプをしていたときに書かれたもの。改名する前の名前ボビー・ジマーマン(Bobby Zimmerman)と署名してある。オークションに出されるディランの詩としては、最も若い頃のものだ。

「空の上で大事な相棒に会えるだろう/小さなお墓の側/柳が悲しげに揺れている」などと書かれており、オークションを主催するクリスティーズ(Christie's)は、「少年の犬の死について書かれた、暗く悲しげな詩」と評している。

 オークション開催は6月23日。予想落札額は、1万-1万5000ドル(約96-144万円)。(c)AFP