【11月24日 AFP】長崎で24日、江戸時代初期に幕府の迫害で殉教したキリシタン188人に、「聖人」に次ぐ「福者」の位を授ける「列福式」が始まった。列福式が行われるのは国内では初めて。

 今回の列福は、日本のカトリック司教団が、法王庁に列福の嘆願書を提出してから25年以上を経て実現したもの。式典にはローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI)の代理として、法王庁の前列聖省長官ホセ・サライバ・マルチンス(Jose Saraiva Martins)枢機卿が出席する。(c)AFP