【11月18日 AFP】オーストラリア南東部のタスマニア(Tasmania)島にのみ生息する肉食性の有袋類、タスマニアデビル(Tasmanian devil、学名:Sarcophilus harrisii)は現在、顔面などに腫瘍が発生して死に至る伝染性の病気「デビル顔面腫瘍性疾患(Devil Facial Tumour DiseaseDFTD)によって絶滅の危機にひんしている。

 タスマニア島内の多くの場所で、野生のタスマニアデビルがDFTDに感染していることが確認されており、その頭数は、過去10年で64%も減少しているという。(c)AFP