カンタス機の緊急着陸、乗客が恐怖の体験語る
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【10月8日 AFP】豪カンタス航空(Qantas Airways)の旅客機の高度が突然変化し、乗客乗員のうち36人が骨折や裂傷を含む重軽傷を負った事故で、同機の乗客が8日、当時の状況を語った。
事故があったのは、シンガポール発パース(Perth)行きのカンタス航空72便、エアバス(Airbus)A330-300型機。同機は7日、救難信号を発した後、ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州エクスマウス(Exmouth)に近い空軍基地に緊急着陸していた。
パース在住のジム・フォード(Jim Ford)さんは「ほんとに恐ろしかったよ。生きた心地がしなかった。人生最悪の体験だったね」と語った。フォードさんは乗客らが機内で飛ばされていく様子を見て、死を覚悟したという。
ナイジェル・コート(Nigel Court)さんは「シートベルトを着用していなかった乗客や乗員は客室内に投げ出され、天井に打ち付けられた人もいた」と語った。機内を撮影したビデオ映像にも、破壊された天井パネルが映し出されている。
ある乗客は英スカイニューズ・チャンネル(Sky News)に対し「要するに飛行機は落ちていたんだ。10-12秒は降下していたはずだ」と証言している。
ベン・ケーブ(Ben Cave)さんは、「(飛行機は)大きく急降下し、その直後に再び急降下した。天井で頭を打ったけど無事だった。打撲やねんざだけですんだよ。機内は大混乱だった」と語った。
豪運輸安全当局は8日、急降下の原因がコンピューターの誤作動にある可能性を示唆したが、カンタス航空は、原因を特定するのは時期尚早だとしている。一方で、メディアでは晴天乱(気)流が原因だとの推測も流れている。(c)AFP
事故があったのは、シンガポール発パース(Perth)行きのカンタス航空72便、エアバス(Airbus)A330-300型機。同機は7日、救難信号を発した後、ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州エクスマウス(Exmouth)に近い空軍基地に緊急着陸していた。
パース在住のジム・フォード(Jim Ford)さんは「ほんとに恐ろしかったよ。生きた心地がしなかった。人生最悪の体験だったね」と語った。フォードさんは乗客らが機内で飛ばされていく様子を見て、死を覚悟したという。
ナイジェル・コート(Nigel Court)さんは「シートベルトを着用していなかった乗客や乗員は客室内に投げ出され、天井に打ち付けられた人もいた」と語った。機内を撮影したビデオ映像にも、破壊された天井パネルが映し出されている。
ある乗客は英スカイニューズ・チャンネル(Sky News)に対し「要するに飛行機は落ちていたんだ。10-12秒は降下していたはずだ」と証言している。
ベン・ケーブ(Ben Cave)さんは、「(飛行機は)大きく急降下し、その直後に再び急降下した。天井で頭を打ったけど無事だった。打撲やねんざだけですんだよ。機内は大混乱だった」と語った。
豪運輸安全当局は8日、急降下の原因がコンピューターの誤作動にある可能性を示唆したが、カンタス航空は、原因を特定するのは時期尚早だとしている。一方で、メディアでは晴天乱(気)流が原因だとの推測も流れている。(c)AFP