【5月22日 AFP】米大統領選で共和党の候補指名が確定しているジョン・マケイン(John McCain)上院議員(72)が、3人の副大統領有力候補と週末を過ごす予定であることが明らかになった。米ニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙が21日、報じた。

 同紙によると、3人は初のインド系アメリカ人知事となったボビー・ジンダル(Bobby Jindal)ルイジアナ(Louisiana)州知事(36)、本選の鍵を握る大票田フロリダ(Florida)州のチャーリー・クリスト(Charlie Crist)知事、それにマケイン氏と指名候補を争ったミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事。3人はいずれもマケイン氏の副大統領候補リストに名前が挙がっているという。

 米マクラッチー(McClatchy)紙がマケイン陣営筋の情報として伝えたところによると、マケイン氏はメモリアルデー(戦没者追悼記念日)の休日にあたる今週末、アリゾナ(Arizona)州セドナ(Sedona)に保有する牧場に10組の夫婦を招待しているが、これは「まったく社交的な集まりだ」としている。

 ジンダル氏の事務所は同日声明を発表し、同氏がマケイン氏の農場を訪問する事実は認めたが、副大統領候補の件には触れていない。(c)AFP