ベルギー代表のフランソワ・ステルシェルが交通事故死
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【5月9日 AFP】サッカー、ベルギー・ジュピラーリーグのクラブ・ブルージュ(Club Bruges)に所属するベルギー代表FWフランソワ・ステルシェル(Francois Sterchele)が、7日夜に交通事故で亡くなったとベルギーのメディアが8日に報じた。 ベルガ(Belga)通信によると、ステルシェルはポルシェでアントワープ(Antwerp)からクノック(Knokke)間を不適切な速度で走行中、コントロールを失って木に衝突したと伝えている。 ステルシェルは、クラブ・ブルージュでプレーする前に所属していたゲルミナル・ベールショット(Germinal Beerschot)で2006-07シーズンのジュピラーリーグ得点王に輝いていており、ベルギー代表にも選出されている。 ステルシェルがゲルミナル・ベールショット所属時に監督を務めていたマルク・ブリス(Marc Brys)氏は「フランソワは私がこれまで指導した選手の中でずる賢く、素早く、知的で最も優秀な選手だった」と話した。 訃報を受けてチームはこの日のトレーニングをキャンセルし、クラブ・ブルージュのミシェル・ドーグ(Michel D'Hooghe)会長は「打ちのめされた」とショックを隠せず、チームの主将を務めるシュフェン・ベルマント(Sven Vermant)は「僕らは決して彼のことを忘れないだろう」とコメントを残した。 ステルシェルの葬儀は現地13日にリエージュ(Liege)郊外で行われる。(c)AFP