英国史上最年少、5歳の男の子が「ほうき」で特許
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【4月21日 AFP】英国中部のバクストン(Buxton)に住む5歳の男の子が「大きいゴミと小さいゴミを一緒に掃ける」ほうきを発明し、特許を獲得した。これについて17日のデーリー・ミラー(Daily Mirror)紙は、「英国史上最年少の発明者」と報じた。
ほうきを発明したのは、サム・ホートン(Sam Houghton)君。アニメ映画「ウォレスとグルミット(Wallace and Gromit)」を見て、発明に興味を持つようになったという。この映画は、自称天才発明家のウォレスの発明品によりグルミットがさまざまなトラブルに巻き込まれるという内容だ。
ある日、サム君は、父親が枝などの大きいゴミと小さいゴミでほうきを使い分けていることに気づき、2本のほうきをゴムで束ねたツーヘッドのほうきを考案した。このときのサム君はまだ3歳。特許弁護士である父親のマークさんは、約200ポンド(約4万円)で特許権を購入した。だが、商品化する計画はないという。サム君は「大人になったら発明家になりたいかなんてわからないけれど、(このほうきを考え出したのは)楽しかった」と語っているという。
「Cracking Ideas(すばらしいアイデア)」キャンペーンのもと若者に発明を奨励する英知的財産当局は、「すべての特許申請で年齢を記録しているわけではないが、サム君のような少年の例は聞いたことがない。特許をとった人のなかではこれまでの最年少だろう」とのコメントを出している。(c)AFP
ほうきを発明したのは、サム・ホートン(Sam Houghton)君。アニメ映画「ウォレスとグルミット(Wallace and Gromit)」を見て、発明に興味を持つようになったという。この映画は、自称天才発明家のウォレスの発明品によりグルミットがさまざまなトラブルに巻き込まれるという内容だ。
ある日、サム君は、父親が枝などの大きいゴミと小さいゴミでほうきを使い分けていることに気づき、2本のほうきをゴムで束ねたツーヘッドのほうきを考案した。このときのサム君はまだ3歳。特許弁護士である父親のマークさんは、約200ポンド(約4万円)で特許権を購入した。だが、商品化する計画はないという。サム君は「大人になったら発明家になりたいかなんてわからないけれど、(このほうきを考え出したのは)楽しかった」と語っているという。
「Cracking Ideas(すばらしいアイデア)」キャンペーンのもと若者に発明を奨励する英知的財産当局は、「すべての特許申請で年齢を記録しているわけではないが、サム君のような少年の例は聞いたことがない。特許をとった人のなかではこれまでの最年少だろう」とのコメントを出している。(c)AFP