【4月17日 AFP】第84回日本選手権水泳競技大会(84th Japanese national swimming championships)2日目が16日に行われ、2004年アテネ五輪で2個の金メダルを獲得した北島康介(Kosuke Kitajima)が男子100メートル平泳ぎ決勝で優勝を果たし、北京五輪出場を決めた。

 自身が保持する日本記録59秒53には僅かに届かなかったものの、59秒67を記録して優勝した北島は「記録に対するプレッシャーがすごい強かった。もう1回、泳ぎたい。悪いレースではなかった。このタイムを受け入れて、200メートルでは自分のレースができる泳ぎをしなくてはならない。タイムはまだまだ十分ではなく、これでは金メダルを獲るのは難しい。五輪へ向けてもう一度立て直さなければならない」と話し、日本選手権9連覇を飾った自身のレースを振り返った。

 男子では同種目2位に入った末永雄太(Yuta Suenaga)、100メートル背泳ぎで1位の森田智己(Tomomi Morita)と2位の宮下純一(Junichi Miyashita)も五輪出場を決めた。

 また女子では、アテネ五輪200メートルバタフライ銅メダリストの中西悠子(Yuko Nakanishi)が、100メートルバタフライ決勝で日本新の58秒52を記録し、58秒55を記録した2位の加藤ゆか(Yuka Kato)と共に五輪出場を決めている。(c)AFP