【12月12日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、VfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)のメインスポンサーを務める独自動車大手フォルクスワーゲン(Volkswagen)は、イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)で出場機会に恵まれていないドイツ代表正GKイェンス・レーマン(Jens Lehmann)獲得への思惑を強めている。

 レーマンは、9月にスペイン人GKマヌエル・アルムニア(Manuel Almunia)に先発の座を奪われるなど、今シーズンは僅か4試合の出場に止まっている。

 レーマン自身はドイツに戻ってプレーすることを宣言していないものの、ボルフスブルクのフェリックス・マガト(Felix Magath)監督とフォルクスワーゲンのマルティン・ヴィンターコーン(Martin Winterkorn)CEOは、既に同選手獲得に興味があることを認めている。

 ドイツ紙の取材に対してフォルクスワーゲンの広報は「これからの2週間で状況は進展するだろう。ボルフスブルクへの移籍がレーマンとチームの両方にとってベストな選択になると思う。レーマンは6月の欧州選手権2008(Euro 2008)に向け多くのプレー時間を必要としており、我々は豊富な経験を持った優秀なゴールキーパーを獲得できることになる。ボルフスブルクのためにドイツ代表のゴールキーパーがプレーすることは魅力的だ」とコメントし、移籍が宣伝目的であるとされていることについては「宣伝目的とは映らないだろう。なぜならレーマンは欧州でのベストゴールキーパーの1人だからだ」と否定した。

 ドイツ代表のヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督は、まずレーマンがアーセナルのアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督と話し、それを受けた形でクリスマス期間にレーマンとアーセナルでの現在の状況を話し合いたい意向を明らかにしている。

 レーブ監督はこれまで幾度となく、欧州選手権へ向け多くの試合に出場することがレーマンにとって重要であると主張している。

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