パキスタン当局、元クリケット選手カーン氏をはじめ拘束中の5000人以上を釈放
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【11月22日 AFP】パキスタン当局は21日、非常事態宣言に抗議し「反テロリズム法」に違反したとして拘束した、同国のクリケットの元有名選手で野党「パキスタン正義運動(Tehreek-e-Insaf)」党首のイムラン・カーン(Imran Khan)氏を釈放した。
当局によると、同氏はパンジャブ(Punjab)州政府の指示により、同日午後7時45分に釈放されたという。
カーン氏は14日、ペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領による非常事態宣言に抗議し、同州の州都ラホール(Lahore)で、学生による抗議行動を率いようとしたところ、反テロリズム法違反として拘束された。
カーン氏の親族は、19日からハンガーストライキを行っていた同氏は水を飲むのも止め、衰弱が激しいと明らかにしていた。
また、法務・人権省筋によると、カーン氏以外にも非常事態下で拘束された弁護士、政治活動家、人権活動家ら5757人のうち、5134人が同日午後7時に釈放された。残る623人についても、数日中の釈放が検討されているという。
パンジャブ州政府高官によると、政府は総選挙を控え、すべての政党に平等な選挙活動の場を与えるため、善意のしるしとして釈放を行ったという。(c)AFP
当局によると、同氏はパンジャブ(Punjab)州政府の指示により、同日午後7時45分に釈放されたという。
カーン氏は14日、ペルベズ・ムシャラフ(Pervez Musharraf)大統領による非常事態宣言に抗議し、同州の州都ラホール(Lahore)で、学生による抗議行動を率いようとしたところ、反テロリズム法違反として拘束された。
カーン氏の親族は、19日からハンガーストライキを行っていた同氏は水を飲むのも止め、衰弱が激しいと明らかにしていた。
また、法務・人権省筋によると、カーン氏以外にも非常事態下で拘束された弁護士、政治活動家、人権活動家ら5757人のうち、5134人が同日午後7時に釈放された。残る623人についても、数日中の釈放が検討されているという。
パンジャブ州政府高官によると、政府は総選挙を控え、すべての政党に平等な選挙活動の場を与えるため、善意のしるしとして釈放を行ったという。(c)AFP