【7月21日 AFP】最高裁は20日、1、2審ともに死刑判決を受けた、オウム真理教アーレフに改称)による1995年の地下鉄サリン事件の実行犯5人のうちの1人、横山真人(Masato Yokoyama)被告(43)の上告審判決で、被告側の上告を棄却した。

 今回の横山被告の死刑確定により、一連のオウム真理教の事件で死刑が確定したのは3人目となる。

 最高裁は、横山被告がサリンを散布した車両では死者が出ていないことから、死刑は不当だとする弁護団の主張を退けた。

 地下鉄サリン事件では、12人の死者と数千人以上の負傷者が出た。(c)AFP