【7月13日 AFP】2007ツール・ド・フランス(2007 Tour de France)、第5ステージ(シャブリからオタン、182.5キロメートル)でクラッシュを起こし、欠場も囁かれていたアスタナ(Astana)のアンドレアス・クレーデン(Andreas Kloden、ドイツ)とアレクサンドル・ヴィノクロフ(Alexandre Vinokourov、カザフスタン)が共に第6ステージに出場する見込みであることをMarc Biver監督が13日に明かした。

 AFPの取材に応じたBiver監督は、クレーデンとヴィノクロフについて「二人とも第6ステージに出場する。しかし、クレーデンは痛みで登りの際にペダルを強く踏むことは難しいだろう」と語った。

 第5ステージの107キロ地点で落車し、道路脇の草むらに臀部(でんぶ)を打ち付けたクレーデンは、65位でステージを終えたものの、レース後の検査で背骨の下部に当たる尾骨にひびが入っていると診断された。また、ヴィノクロフは、右膝と右肘を縫う怪我をしている。(c)AFP