2プラス2、「国際社会は永遠に待つわけではない」と北朝鮮に豪州警告
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【6月7日 AFP】日豪関係の強化が進むなか、初の日豪外務・防衛閣僚協議(2プラス2)が6日、日本側からは麻生太郎外相と久間章生防衛相、オーストラリ側はアレグザンダー・ダウナー(Alexander Downer)外相とブレンダン・ネルソン(Brendan Nelson)国防相が出席して行なわれた。
ダウナー外相はこの席で、北朝鮮が核原子炉の停止合意を履行することを「国際社会は永遠に待つわけではない」と警告した。
北朝鮮は2007年2月、燃料支援と引き換えに核原子炉の停止に合意したが、資金凍結問題をめぐる米国との長期にわたる議論が解決せず、4月の実施期限までに合意事項を履行しなかった。
ダウナー外相は「現段階で、すべての関係者の忍耐は薄れたというよりも限界に近付きつつあることは間違いない」とし、「北朝鮮が2月13日の合意に沿うことは重要だとは思うが、誰も永遠に待てるわけではない。時間がたつにつれて同国への圧力は増していくだろう」と警告。
オーストラリアは、同盟国の日本や米国と異なり、北朝鮮と外交関係を維持している。
日本とオーストラリアは北朝鮮問題で協力し合うことで合意。4人の閣僚は共同声明で、世界を不安定化させる北朝鮮の行動を遺憾とし、同国の核およびミサイル開発計画について深い懸念を示した。(c)AFP
ダウナー外相はこの席で、北朝鮮が核原子炉の停止合意を履行することを「国際社会は永遠に待つわけではない」と警告した。
北朝鮮は2007年2月、燃料支援と引き換えに核原子炉の停止に合意したが、資金凍結問題をめぐる米国との長期にわたる議論が解決せず、4月の実施期限までに合意事項を履行しなかった。
ダウナー外相は「現段階で、すべての関係者の忍耐は薄れたというよりも限界に近付きつつあることは間違いない」とし、「北朝鮮が2月13日の合意に沿うことは重要だとは思うが、誰も永遠に待てるわけではない。時間がたつにつれて同国への圧力は増していくだろう」と警告。
オーストラリアは、同盟国の日本や米国と異なり、北朝鮮と外交関係を維持している。
日本とオーストラリアは北朝鮮問題で協力し合うことで合意。4人の閣僚は共同声明で、世界を不安定化させる北朝鮮の行動を遺憾とし、同国の核およびミサイル開発計画について深い懸念を示した。(c)AFP