【6月1日 AFP】ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領は5月31日、6月6-8日までドイツで開催予定の主要国首脳会議(G8 Summit)で主要工業国に対し、京都議定書後の新たな気候変動問題に向けた枠組みに参加するよう呼びかけると語った。

 ブッシュ大統領は「米国は他国とともに、京都議定書の期限が切れる2012年に向け、温暖化ガス排出対策に関する新しい枠組みの設定に取り組む」と述べ、首脳会議での協議事項を明らかにした。また「わたしは、2008年末までに、米国を始めとする国々が、温暖化ガス削減に向けた長期的国際目標を設定することを提案する」と続け、成長目覚ましい新興国のインドや中国を含む温暖化ガスの主要排出国、さらに産業界の指導者らと協議を行うと述べた。(c)AFP