パリス・ヒルトン、「善行」で早期釈放なるか - 米国
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【ロサンゼルス/米国 18日 AFP】酒気帯び運転で受けた保護観察処分に違反したパリス・ヒルトン(Paris Hilton)の禁固日数が、「行い」次第で短縮される可能性があることが17日、ロサンゼルス市司法関係者の証言により明らかになった。これを受けて同日、ヒルトン側が上訴を取り下げた。
■「善行」で禁固日数短縮か
ロサンゼルス郊外にある郡刑務所、Century Regional Detention Facilityに45日間収容される予定だったヒルトンさんだが、行いの改善によっては23日間の禁固で済む可能性もあるという。
これに対し、郡保安官事務所の広報官は、「ヒルトンさんの刑罰が軽減されたという訳ではない」と強調。「ロサンゼルスの条例では、収容初日以降『良い行い』をポイント制で数えていき、それが増えれば収容後23日で釈放される可能性もある」と述べた。
同広報官が早期釈放の可能性を示唆した直後、ヒルトンさんの弁護士はロサンゼルス地裁(Los Angeles Superior Court)に申し立てていた上訴を撤回した。
■収容後も特別な待遇を
同広報官はヒルトンさんの状況を考慮して、他の受刑者たちと別の「特別施設」に収容すると付け加えた。この施設は、2人用の独房12部屋から成り立っており、ふだんは警察官や公務員、その他著名人受刑者らが使用している。
さらに同広報官は、ヒルトンさんは2人用の独房に1人で収容される可能性もあると付け加え、「それぞれの独房には2つの寝台、シンクとトイレ、小さな窓がある」と話した。
■独房のヒルトンを狙うパパラッチを懸念
一方、同広報官はヒルトンさんのための特別な警備体制などの情報は明らかにしなかった。熱狂的なパパラッチが囚人となった彼女の写真を撮ろうと待ちかまえている中で、詳細を述べるのを控えたようだ。
「ヒルトンさんを利用しようとする者には、すぐさま迅速な処置を行う。これは遊びではない。これは深刻な問題で、軽率に扱われるべきではない」と警告した。
■「涙」を流せば50万ドル!?
フォト・エージェンシー「Bauer-Griffin」のフランク・グリフィン(Frank Griffin)氏はロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)紙に、「ヒルトンの写真は50万ドル(約6000万円)の価値がある。どんな手を使ってでもヒルトンの写真を撮ろうとするだろう。刑務所長や警備員など内部の人間は必ず写真を撮られると思う」と語った。
「うずくまってサンドイッチを食べるヒルトンは20万ドル(約2400万円)、さらに涙を流していれば50万ドルの価値がある。さらにラッキーなのは、ヒルトンと同室に収容される受刑者だ」と同氏は言う。
パパラッチが撮影した写真を掲載するウェブサイト、「SplashNewsonline.com」のゲイリー・モルガン(Gary Morgan)社長は、「刑務所の中のヒルトンを写真に収めた者は、実に幸運だ。困難だろうし、どうしたら写真が撮れるのかは分からないが、麻薬のようにどこからか入手されるのだろう」と語る。
■きらびやかなセレブもさすがに反省?
あちこちに姿を見せていたいたヒルトンさんだが、禁固刑が言い渡されて以来、ひかえめな姿勢をとっているという。夜遊びも、刑罰を免れるための話し合いも控えている。
ヒルトンさんの精神分析医によると、今週出された裁判所文書の中には5月4日の審問以来「ヒルトンさんは動揺しており、ショックを受けている」と書かれており、さらに女優のジータ・グラフ(Zeta Graff)との裁判に出廷する気力もないという。ヒルトンさんは、来月6月5日より刑務所へ収容される。
写真は、5月5日メトロポリタン裁判所に到着したヒルトンさん。(c)AFP/GABRIEL BOUYS
■「善行」で禁固日数短縮か
ロサンゼルス郊外にある郡刑務所、Century Regional Detention Facilityに45日間収容される予定だったヒルトンさんだが、行いの改善によっては23日間の禁固で済む可能性もあるという。
これに対し、郡保安官事務所の広報官は、「ヒルトンさんの刑罰が軽減されたという訳ではない」と強調。「ロサンゼルスの条例では、収容初日以降『良い行い』をポイント制で数えていき、それが増えれば収容後23日で釈放される可能性もある」と述べた。
同広報官が早期釈放の可能性を示唆した直後、ヒルトンさんの弁護士はロサンゼルス地裁(Los Angeles Superior Court)に申し立てていた上訴を撤回した。
■収容後も特別な待遇を
同広報官はヒルトンさんの状況を考慮して、他の受刑者たちと別の「特別施設」に収容すると付け加えた。この施設は、2人用の独房12部屋から成り立っており、ふだんは警察官や公務員、その他著名人受刑者らが使用している。
さらに同広報官は、ヒルトンさんは2人用の独房に1人で収容される可能性もあると付け加え、「それぞれの独房には2つの寝台、シンクとトイレ、小さな窓がある」と話した。
■独房のヒルトンを狙うパパラッチを懸念
一方、同広報官はヒルトンさんのための特別な警備体制などの情報は明らかにしなかった。熱狂的なパパラッチが囚人となった彼女の写真を撮ろうと待ちかまえている中で、詳細を述べるのを控えたようだ。
「ヒルトンさんを利用しようとする者には、すぐさま迅速な処置を行う。これは遊びではない。これは深刻な問題で、軽率に扱われるべきではない」と警告した。
■「涙」を流せば50万ドル!?
フォト・エージェンシー「Bauer-Griffin」のフランク・グリフィン(Frank Griffin)氏はロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)紙に、「ヒルトンの写真は50万ドル(約6000万円)の価値がある。どんな手を使ってでもヒルトンの写真を撮ろうとするだろう。刑務所長や警備員など内部の人間は必ず写真を撮られると思う」と語った。
「うずくまってサンドイッチを食べるヒルトンは20万ドル(約2400万円)、さらに涙を流していれば50万ドルの価値がある。さらにラッキーなのは、ヒルトンと同室に収容される受刑者だ」と同氏は言う。
パパラッチが撮影した写真を掲載するウェブサイト、「SplashNewsonline.com」のゲイリー・モルガン(Gary Morgan)社長は、「刑務所の中のヒルトンを写真に収めた者は、実に幸運だ。困難だろうし、どうしたら写真が撮れるのかは分からないが、麻薬のようにどこからか入手されるのだろう」と語る。
■きらびやかなセレブもさすがに反省?
あちこちに姿を見せていたいたヒルトンさんだが、禁固刑が言い渡されて以来、ひかえめな姿勢をとっているという。夜遊びも、刑罰を免れるための話し合いも控えている。
ヒルトンさんの精神分析医によると、今週出された裁判所文書の中には5月4日の審問以来「ヒルトンさんは動揺しており、ショックを受けている」と書かれており、さらに女優のジータ・グラフ(Zeta Graff)との裁判に出廷する気力もないという。ヒルトンさんは、来月6月5日より刑務所へ収容される。
写真は、5月5日メトロポリタン裁判所に到着したヒルトンさん。(c)AFP/GABRIEL BOUYS