【ワシントン/米国 14日 AFP】ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)が13日、ビートルズ(The Beatles)の元メンバー、ジョン・レノン(John Lennon)の息子ジュリアン・レノン(Julian Lennon、44)が、ジョンが手掛けたビートルズの楽曲における金銭的権利を売却したことが明らかとなったと報じた。

 同紙は、売却先はニューヨークを拠点とするPrimary Wave Music Publishing社とし、発表は13日に行われる予定だと伝えている。

 詳細は明らかにされていないが、当事者である両者は、売却される割合は「かなり大きい」と述べている。

 ジュリアンは、ジョン・レノンと最初の妻シンシア(Cynthia)さんとの間に生まれた。後妻オノ・ヨーコ(Yoko Ono)と、その息子でジュリアンにとっては異母兄弟となるショーン・レノン(Sean Lennon)も、ジョンが残した同等の権利を有している。

 写真は、シルク・ドゥ・ソレイユ(Cirque du Soleil)とビートルズの楽曲がコラボしたエンターテイメントショー「ラブ(Love)」のオープニングに出席したジュリアン(左)とシンシアさん(2006年6月30日撮影)。(c)AFP/Getty Images Ethan Miller