警視庁が国連麻薬委員会に、「北朝鮮の覚せい剤工場」を報告 - 東京
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【東京 17日 AFP】日本の警視庁は14日、オーストリアの首都ウィーン(Vienna)で開かれた国連(UN)麻薬委員会(非公開)で、北朝鮮内に少なくとも3か所の覚せい剤製造工場がある疑いを報告した。読売新聞と共同通信が17日、政府関係者の話として報道した。
この報告を行ったのは、警察庁の吉村博人次長で、麻薬委員会での演説のなかで北朝鮮内に覚せい剤製造工場がある疑いを示した。
警視庁は1997年から2006年まで摘発した7件の事件を検証したところ、北朝鮮政府が組織的に関与していたと断定した。漆間巌警察庁長官は2006年7月、北朝鮮政府が大規模な薬物の密輸に関与していると発表している。
警視庁は2006年5月、2002年の覚せい剤密輸事件で3人の容疑者を逮捕した。3人は数百キログラムの覚せい剤を北朝鮮船舶を使って日本に密輸入使用とした罪に問われている。
写真は北朝鮮からの貨客船「万景峰(Man Gyong Bong、マンギョンボン)号92」が入港した新潟港で警備に当たる警察官。(c)AFP
この報告を行ったのは、警察庁の吉村博人次長で、麻薬委員会での演説のなかで北朝鮮内に覚せい剤製造工場がある疑いを示した。
警視庁は1997年から2006年まで摘発した7件の事件を検証したところ、北朝鮮政府が組織的に関与していたと断定した。漆間巌警察庁長官は2006年7月、北朝鮮政府が大規模な薬物の密輸に関与していると発表している。
警視庁は2006年5月、2002年の覚せい剤密輸事件で3人の容疑者を逮捕した。3人は数百キログラムの覚せい剤を北朝鮮船舶を使って日本に密輸入使用とした罪に問われている。
写真は北朝鮮からの貨客船「万景峰(Man Gyong Bong、マンギョンボン)号92」が入港した新潟港で警備に当たる警察官。(c)AFP