【東京 13日 AFP】日本の科学者がマウスの未受精卵から採取した胚のクローン化に成功した。若山照彦博士率いる独立行政法人理化学研究所の研究チームが、米科学誌「Current Biology」の2月20日号で発表した。この成功は、将来、幹細胞研究における倫理的な議論の解決につながるものと期待される。写真は、蛍光灯(上)と自然光(下)で撮ったネズミの肺幹細胞(2006年9月12日撮影)。蛍光灯下でマウスの肺幹細胞が緑色に光り、マウスの臓器に発達したクローン胚を示している。(c)AFP/TERUHIKO WAKAYAMA/RIKEN