【ジュネーブ/スイス 9日 AFP】UEFA杯(UEFA Cup)からの除外を不服とし、フェイエノールト(Feyenoord)が控訴していた問題で9日、スポーツ仲裁裁判所(Court of Arbitration for Sport、CAS)は、フェイエノールトの控訴を退けた。

 この問題は、2006年11月30日に行われたサッカー、UEFA杯・グループE・第4節、対ナンシー(Nancy)戦で、フェイエノールトのサポーターが暴徒化し、これに対し「同チームを今季同大会から除外する」とのUEFA(欧州サッカー連盟)調停委員会の裁定を不服として控訴していた。

 フェイエノールトは今季同大会から除外が決定し、今月15日に行われるUEFA杯・決勝トーナメント1回戦、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)が不戦勝で2回戦進出が決まった。

 写真は、2006年11月30日に行われたUEFA杯・グループE・第4節、ナンシーvsフェイエノールト戦のスタジアム。(c)AFP/JEAN-CHRISTOPHE VERHAEGEN