【コナクリ/ギニア 23日 AFP】国内全土で2週間に渡り続いているランサナ・コンテ(Lansana Conte)大統領に抗議するゼネストで、22日、警察がデモ隊に発砲し、23人が死亡した。医療関係者や労組幹部によると、この2週間での死者と負傷者は累計でそれぞれ33人と169人にのぼった。

 このゼネストは労働組合の呼びかけで10日から行われているもので、22日の死者数はこれまでで最悪となった。首都コナクリ(Conakry)における死傷者が最も多く、これまでに死者18人、負傷者140人を数えている。コナクリの病院関係者によると、うち約10人は重体で、人手・医薬品不足のため助かる見込みはないという。

 写真は22日、コナクリ郊外のゼネストの様子。(c)AFP/GEORGES GOBET