【ロンドン/英国 20日 AFP】中東歴訪を終え、ロンドン入りしたコンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice) 米国務長官は19日、中東和平推進へ向けて翌2月に再度、同地域を訪問する意向を表明した。

 ライス国務長官としては、パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmoud Abbas)議長、イスラエルのエフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相の両首脳と2月15日に次回協議を実施したい考えで、今後数週間、集中的に外交努力を行なうことを明らかにした。

 今回の外遊中にライス長官は、パレスチナ和平問題でアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相、トニー・ブレア(Tony Blair)英首相およびマーガレット・ベケット(Margaret Beckett)英外相らと会談後、19日午前にワシントンD.C.への帰路についた。パレスチナ和平問題は、中東地域全体の安定へ向けた鍵と見られている。

 写真は18日、首相官邸でのブレア首相との会談を終えたライス長官。(c)AFP/ADRIAN DENNIS