【カンダハル/アフガニスタン 25日 AFP】アフガニスタン南部の町カンダハル(Kandahar)の西方では、数週間にわたって政府軍とタリバン(Taliban)の間で軍事的衝突が続いている。Panjwayi地区では、3度の大規模な戦闘が発生、特に21日に始まった戦闘では約100人が死亡した。死亡者のほとんどはタリバン側で発生しているが、16人の民間人も犠牲となっている。連立政権の高官によると、タリバンは戦闘中に地域の民家に侵入し、家族を「人間の盾」として利用している。国際移住機関(IOM)によると、戦闘の続くアフガニスタン南部ではこれまでに約3000人が自宅外での生活を余儀なくされている。写真は25日、カブール(Kabul)の通りで、朝のパトロールに当たる米兵。(c)AFP/SHAH Marai