【9月30日 AFP】ナイジェリア北東部ヨベ(Yobe)州で29日早朝、イスラム過激派「ボコ・ハラム(Boko Haram)」の武装集団が大学寮で就寝中だった学生らに発砲し、40人が死亡した。地元当局が発表した。

 地元当局によると、殺害された全員がヨベ州Gujbaの町にある農業大学の学生だった。ヨベ州知事室によると、死者の他に4人の負傷者が確認されている。

 ヨベ州では学校や大学に対する襲撃が相次いでおり、全てボコ・ハラムによる犯行とされている。ボコ・ハラムは4年間で数百人を殺害している。

 軍では、最近起きている一連の学校襲撃について、無防備な相手以外を攻撃する力がなくなっているボコ・ハラムの自暴自棄の表れだの見解を示している。(c)AFP/Aminu ABUBAKAR