【9月26日 AFP】国連(UN)の化学兵器調査団は25日、化学兵器攻撃の証拠を得るため再びシリアに戻った。

 スウェーデンの専門家オーケ・セルストロム(Ake Sellstrom)氏が率いる国連調査団は、レバノンの首都ベイルート(Beirut)から陸路シリアの首都ダマスカス(Damascus)に入った。


 8月21日のダマスカス近郊の攻撃でサリンガスが使用されたことを突き止めた同調査団は、化学兵器が使用されたとされる最大14か所を調査する予定。

 これには北部アレッポ(Aleppo)近くのハンアサル(Khan al-Assal)が含まれており、3月19日にサリンガスによる攻撃が報告されている。国連にとって、シリア入りした同調査団の安全確保が主要な懸念となっている。(c)AFP