ケニアで英国人を拘束、ショッピングモール襲撃との関連不明 英当局
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【9月25日 AFP】英外務省は25日、イスラム過激派による高級ショッピングモール襲撃事件のあったケニアの首都ナイロビ(Nairobi)で、英国人が拘束されたことを確認したと発表した。
英外務省報道官は「ナイロビで英国人が拘束されたことを確認した」と述べた。この英国人の拘束がモール襲撃事件と関連したものかどうかや、英国人の性別については、コメントを拒否した。
23日、ケニアのアミナ・モハメド(Amina Mohamed)外相は犯行グループの中に英国籍の女がいたと述べていた。一方これに先立って、ケニア当局者は犯行グループが全員男だったと発表していた。
また英各紙は、「白い未亡人(White Widow)」と呼ばれるイスラム教に改宗した英国籍の、サマンサ・ルスウェイト(Samantha Lewthwaite)容疑者(29)がケニアの襲撃事件に関与したと報じている。
英外務省報道官は「英国籍の人物が(襲撃事件の)テロリストの中にいたとの報道は知っている。現在調査中だが、そのことについて憶測するつもりはない」と述べた。(c)AFP