フィリピン商業都市の占拠続く、イスラム武装集団と軍が激戦
このニュースをシェア
【9月12日 AFP】イスラム武装勢力の襲撃を受けたフィリピン南部ミンダナオ(Mindanao)島の商業都市サンボアンガ(Zamboanga)では、襲撃から4日目となる12日、軍と武装勢力との激しい戦闘が始まった。
独立運動を数十年にわたって続けている反政府勢力「モロ民族解放戦線(MNLF)」のメンバー約180人は9日、ボートでサンボアンガに上陸し、市沿岸部の村を占拠。村民を「人間の盾」として軍に対抗している。これに対しフィリピン軍は精鋭およそ200人の部隊を投入し、警察の支援を受けて包囲網を狭めている。
サンボアンガでは約1万3000人が自宅から避難しているほか、政府庁舎などには厳重な警備が敷かれ、街中は閑散としている。(c)AFP
独立運動を数十年にわたって続けている反政府勢力「モロ民族解放戦線(MNLF)」のメンバー約180人は9日、ボートでサンボアンガに上陸し、市沿岸部の村を占拠。村民を「人間の盾」として軍に対抗している。これに対しフィリピン軍は精鋭およそ200人の部隊を投入し、警察の支援を受けて包囲網を狭めている。
サンボアンガでは約1万3000人が自宅から避難しているほか、政府庁舎などには厳重な警備が敷かれ、街中は閑散としている。(c)AFP