シリア問題特別代表、「軍事介入には安保理決議不可欠」
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【8月28日 AFP】(一部更新)シリア問題をめぐる国連(UN)とアラブ連盟の合同特別代表を務めるラクダール・ブラヒミ(Lakhdar Brahimi)氏は28日、軍事介入は国連安全保障理事会での決議が必要と述べ、介入に踏み切る勢いの欧米諸国をけん制した。
ブラヒミ氏は国連事務局のあるスイス・ジュネーブ(Geneva)で報道陣に対し「国際法にははっきりと明記してある。軍事介入には国連安保理決議が不可欠だ」と述べた。
また「何らかの化学物質が使用されたことは間違いなさそうだ。大勢の人々が殺された。(死者が)100人を超えていることは間違いないだろう。300人、600人という者もいるし、1000人、それ以上の可能性もある」と語った。ただ化学兵器の使用をめぐっては、「もちろん許されない。もっての外」としながらも、その対応については慎重になるべきとの見解を示した。(c)AFP
ブラヒミ氏は国連事務局のあるスイス・ジュネーブ(Geneva)で報道陣に対し「国際法にははっきりと明記してある。軍事介入には国連安保理決議が不可欠だ」と述べた。
また「何らかの化学物質が使用されたことは間違いなさそうだ。大勢の人々が殺された。(死者が)100人を超えていることは間違いないだろう。300人、600人という者もいるし、1000人、それ以上の可能性もある」と語った。ただ化学兵器の使用をめぐっては、「もちろん許されない。もっての外」としながらも、その対応については慎重になるべきとの見解を示した。(c)AFP