エジプト治安当局、モルシ支持派をモスクから排除
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【8月18日 AFP】エジプトの治安当局は17日、カイロ(Cairo)市内のモスクで座り込みを続けているムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)前大統領の支持者らを、銃撃戦の末に排除した。エジプト当局の発表によると、衝突などによる国内の死者はこの1日だけで173人に上った。カイロ市内の2か所で大がかりな座り込みを行っていたモルシ支持派を強制排除した14日からの4日間で、死者の合計は750人を超えた。
治安部隊が解任されたモルシ前大統領を支持する人々を市内のモスクから引きずり出すと、モスクを囲んでいた群衆は「テロリスト」と叫びながら支持者らに殴りかかろうとした。
AFPの集計によると、モルシ派が抗議行動を始めた6月26日以後の死者の合計は、少なくとも1042人に上った。(c)AFP/Haitham EL-TABEI
治安部隊が解任されたモルシ前大統領を支持する人々を市内のモスクから引きずり出すと、モスクを囲んでいた群衆は「テロリスト」と叫びながら支持者らに殴りかかろうとした。
AFPの集計によると、モルシ派が抗議行動を始めた6月26日以後の死者の合計は、少なくとも1042人に上った。(c)AFP/Haitham EL-TABEI