武装集団がモスクと村を襲撃、56人死亡 ナイジェリア北東部
このニュースをシェア
【8月13日 AFP】不安定な治安情勢が続くナイジェリア北東部で11日、イスラム過激派とみられる武装集団がモスク(イスラム礼拝所)を襲撃し、信者44人を殺害した。政府高官が12日、明らかにした。また、地元当局者によると、近郊の村では10日夜にも12人が殺害される襲撃事件があったという。
ナイジェリアでは2009年からイスラム過激派「ボコ・ハラム(Boko Haram)」による攻撃が活発化しているが、これら2件の襲撃事件は、ボコ・ハラムに対抗するため地元住民らが自警団を結成し政府軍に協力していることへの報復とみられる。
政府高官が匿名で語ったところによると、同国北東部ボルノ(Borno)州Kondugaで11日、ボコ・ハラムのメンバーとみられる武装集団がモスクに押し入り、中にいた信者に向けて発砲、44人が死亡した。また同高官は、「襲撃事件は、ボコ・ハラムのメンバー特定や逮捕に向け、住民たちが治安当局に協力していることと無関連ではない」との当局の見解を明かした。
同じく匿名を条件に取材に応じた地元当局者によると、モスク襲撃の前夜には、近郊のマファ(Mafa)地区にあるNgom村でボコ・ハラムとみられる武装集団に12人が射殺される事件が起きている。(c)AFP/Aminu Abubakar
ナイジェリアでは2009年からイスラム過激派「ボコ・ハラム(Boko Haram)」による攻撃が活発化しているが、これら2件の襲撃事件は、ボコ・ハラムに対抗するため地元住民らが自警団を結成し政府軍に協力していることへの報復とみられる。
政府高官が匿名で語ったところによると、同国北東部ボルノ(Borno)州Kondugaで11日、ボコ・ハラムのメンバーとみられる武装集団がモスクに押し入り、中にいた信者に向けて発砲、44人が死亡した。また同高官は、「襲撃事件は、ボコ・ハラムのメンバー特定や逮捕に向け、住民たちが治安当局に協力していることと無関連ではない」との当局の見解を明かした。
同じく匿名を条件に取材に応じた地元当局者によると、モスク襲撃の前夜には、近郊のマファ(Mafa)地区にあるNgom村でボコ・ハラムとみられる武装集団に12人が射殺される事件が起きている。(c)AFP/Aminu Abubakar