シリア軍、北部アレッポ制圧に向け部隊配備 反体制派は空軍基地を攻撃
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【6月11日 AFP】内戦が続くシリアの北部アレッポ(Aleppo)では10日、政府軍が同市制圧へ向け部隊を配備する一方、反体制派は同市の軍用空港に攻撃を集中させている。
バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領率いる政府軍は先週、レバノンとの国境に近い要衝クサイル(Qusayr)を奪還しており、その勢いに乗ってトルコとの国境に接する北部アレッポ県での攻勢を強める準備をしている。
シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、このところ戦場での敗北が続いている反体制派は10日、アレッポのミナク(Minnigh)空軍基地に進攻した。同基地では9日早朝から激しい戦闘が続いており、反体制派の戦闘員らはレーダー塔を占拠したという。
一方、国営シリア・アラブ通信(SANA)は、政府軍が同基地への反体制派の攻撃を撃退したと伝えている。(c)AFP
バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領率いる政府軍は先週、レバノンとの国境に近い要衝クサイル(Qusayr)を奪還しており、その勢いに乗ってトルコとの国境に接する北部アレッポ県での攻勢を強める準備をしている。
シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、このところ戦場での敗北が続いている反体制派は10日、アレッポのミナク(Minnigh)空軍基地に進攻した。同基地では9日早朝から激しい戦闘が続いており、反体制派の戦闘員らはレーダー塔を占拠したという。
一方、国営シリア・アラブ通信(SANA)は、政府軍が同基地への反体制派の攻撃を撃退したと伝えている。(c)AFP