シリア政府軍、反体制派が一時支配したゴラン高原検問所を奪還
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【6月7日 AFP】シリアの反体制派は6日、ゴラン高原(Golan Heights)の対イスラエル非武装地帯との境界にある唯一の検問所を一時的に支配したが、政府軍は戦車を用いてこれを奪還した。AFP記者とイスラエル筋が明らかにした。
この戦闘は、シリアとイスラエルの国境で要衝となるゴラン高原で、対イスラエル非武装地帯とシリアの領土との境界にあるクネイトラ(Quneitra)検問所と、それに近接する非武装地帯内のクネイトラ村で発生した。
この衝突で、極めて近い場所に本部を置く国連兵力引き離し監視隊(UN Disengagement Observer Force、UNDOF)要員2人が負傷。これを受けてオーストリアは、自国兵380人の撤退を発表した。
1974年からこの非武装地帯の監視を続けているUNDOFからは、すでに日本とカナダに次いでクロアチアが今年3月に要員を撤退させており、その要員数は約900人まで減少。オーストリア兵が撤退すれば、UNDOFの規模はさらに縮小することになる。(c)AFP/Jalaa Marey
この戦闘は、シリアとイスラエルの国境で要衝となるゴラン高原で、対イスラエル非武装地帯とシリアの領土との境界にあるクネイトラ(Quneitra)検問所と、それに近接する非武装地帯内のクネイトラ村で発生した。
この衝突で、極めて近い場所に本部を置く国連兵力引き離し監視隊(UN Disengagement Observer Force、UNDOF)要員2人が負傷。これを受けてオーストリアは、自国兵380人の撤退を発表した。
1974年からこの非武装地帯の監視を続けているUNDOFからは、すでに日本とカナダに次いでクロアチアが今年3月に要員を撤退させており、その要員数は約900人まで減少。オーストリア兵が撤退すれば、UNDOFの規模はさらに縮小することになる。(c)AFP/Jalaa Marey