ナイジェリア北東部で軍が過激派と衝突、187人死亡 77人負傷
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【4月23日 AFP】ナイジェリア北東部ボルノ(Borno)州の町バガ(Baga)で19日に始まった政府軍とイスラム武装勢力との衝突で、187人が死亡、77人が負傷したことが、赤十字(Red Cross)の22日の発表で分かった。死者には多数の民間人が含まれるという。
赤十字職員がAFPに語ったところでは、町では300棟以上の家屋が焼け落ちたという。救急隊関係者によると、町の40%が火災によって破壊された。
ボルノ州は同国のイスラム過激派ボコ・ハラム(Boko Haram)の拠点だが、バガで激しい戦闘が起きたことはこれまでなかった。過激派が潜んでいる疑いのあったモスク(イスラム礼拝所)を政府軍が包囲した際に戦闘が始まったとの情報もあるが、地元住民の1人は、ボコ・ハラムの戦闘員らがサッカー競技場への突入を試みたことがきっかけで衝突が始まったとAFPに話している。武装集団が近づいてくるのを見た1人が逃げ始めたところ、銃撃が始まったという。(c)AFP/Aminu ABUBAKAR
赤十字職員がAFPに語ったところでは、町では300棟以上の家屋が焼け落ちたという。救急隊関係者によると、町の40%が火災によって破壊された。
ボルノ州は同国のイスラム過激派ボコ・ハラム(Boko Haram)の拠点だが、バガで激しい戦闘が起きたことはこれまでなかった。過激派が潜んでいる疑いのあったモスク(イスラム礼拝所)を政府軍が包囲した際に戦闘が始まったとの情報もあるが、地元住民の1人は、ボコ・ハラムの戦闘員らがサッカー競技場への突入を試みたことがきっかけで衝突が始まったとAFPに話している。武装集団が近づいてくるのを見た1人が逃げ始めたところ、銃撃が始まったという。(c)AFP/Aminu ABUBAKAR